おもちゃは、大きさ重さによってダンボールと使い分けて梱包します。

おもちゃは、ものによっては非常に壊れやすいものですから、注意して梱包してください。場合によっては、引越し業者にまかせてしまってください。

なお、ぬいぐるみやクッションは、布団袋かハンガーケース・ハンガーボックスに詰め込んで梱包してください。どれもない場合は、ゴミ袋でも結構です。

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おもちゃの重さによってダンボールを使い分ける

おもちゃを梱包する際は、軽いものは大型か中型のダンボール、重いものは小型のダンボールを使います。

ただし、極端に壊れやすいもの(完成済みのプラモデル、フィギュア、模型など)については、あえて小型のダンボールを使って、動かないように固定します。

ダンボールに入りきらないものは、引越し業者の指示に従ってください(後述)。

なお、ゲームソフトについては、CDやDVDと等と同じです。

また、据え置きのゲーム機は、パソコンと同じように、エアーキャップ(気泡緩衝材。いわゆる「プチプチ」)で包んでからダンボールに梱包します。

小型のおもちゃはダンボールへ入れて隙間を埋める

小さなおもちゃは、ダンボールに入れてください。

この際、割れ物・壊れやすいものや、複雑な形状のものについては、軽いものは食器梱包用の紙(クレープ紙・クレープペーパー)で、重い物はエアーキャップで梱包したうえで、ダンボールに詰めます。

そして、ダンボールに隙間がある場合は、食器梱包用の紙(クレープ紙・クレープペーパー)や新聞紙で隙間を埋めてください。

しっかりと隙間を埋めていないと、荷物がダンボールの中で動いてしまって、破損する可能性があります。

特に、完成済みのプラモデル、フィギュア、各種模型などは、非常に複雑で脆いため、よほどしっかり梱包しないと破損する可能性が非常に高いです。

このようなおもちゃの梱包は、引越し業者のスタッフでさえ手を焼きますし、仮に引越し業者に梱包を頼んだ場合は、かなりの料金となるくらいの作業です。

このため、時間をかけて慎重に梱包してください。

大きなおもちゃはあらかじめ業者に確認しておく

ダンボールに入りきらないような大きなおもちゃは、基本的には引越し業者のスタッフが引越し作業当日に処置をしたうえで運びます。

例えば、足こぎ式の自動車(ペダルカー)などは、毛布などで梱包して割れないように処置して運びます。

また、室内ブランコなどは、折りたたんだうえ、養生テープなどで固定して運びます。

ただし、これらの対応は引越し業者によってもことなりますので、注意してください。

なお、分解できるものについては、お客さまご自身で分解しなければならないかもしれません。

よくあるものとしては、鉄道模型のレールやジャングルジム・滑り台などです。

このため、これらの分解については、あらかじめ引越し業者の営業員に確認しておいてください。

ぬいぐるみ・クッションなどは布団袋またはハンガーケース・ハンガーボックスで梱包

ぬいぐるみやクッションなどの布製の大きなおもちゃは、ダンボールに入らない場合があります。この場合、布団袋に梱包します。

ただし、新品の布団袋は当然お金がかかります。ですから、「1回は他人の寝具の梱包に使った」ということに抵抗がなけれれば、中古の布団袋の利用を検討してください。

引越し業者は、中古のダンボールと一緒に布団袋も回収していますので、中古の布団袋も常備しています(必ずある訳ではありません)。

ですから、見積もりの際に、引越し業者の営業員の方に確認して、ぬいぐるみやクッションを梱包する中古の布団袋を提供してもらいましょう。

中古の布団袋がない場合は、少々お金がかかっても新品の利用を検討するか、またはゴミ袋で代用します。

もっとも、ぬいぐるみやクッションは、そのまま運んでもそれほど大きな問題はありません。

ただ、ぬいぐるみやクッションは、肌に直接触れるものですから、なるべく梱包してもらったほうがいいでしょう。

なお、ぬいぐるみの型くずれや破損が心配な場合は、ハンガーケース(ハンガーボックス)を使ってもかまいません。

また、ぬいぐるみの中でも、高価なもの(テディベアやディズニーのぬいぐるみなど)は、破損防止のため、布団袋よりも頑丈なハンガーケース(ハンガーボックス)で梱包してください。

なお、梅雨の時期や雪が降る時期などは、防水のため、いったんビニール袋にぬいぐるみやクッションを梱包したうえでハンガーケース(ハンガーボックス)で梱包してください。