ダンボールの底はすべて「十字貼り」で
ダンボールの底は「十字貼り」
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ダンボールの底のガムテープは、すべて十字貼りにします。これは、引越し業者にとっては常識中の常識ですが、お客様の中には、ご存じない方もいらっしゃいます。ダンボールの底抜け防止のためにも、忘れないでください。
底抜け防止のため
ダンボールの底は、中心部に最も圧力がかかります。このため、中心部が抜けないように、ガムテープは十字貼りにします。これで、たいていの荷物の梱包は大丈夫です。どうしても不安な場合は、横に3本ガムテープを貼ってください。
なお、ガムテープがもったいないからといって、ダンボールの大きさや重さによって十字貼りと縦貼りを使い分けることも考えられます。これは、おすすめではありません。というのも、ダンボールの重さは、荷物を梱包してみないとわかりません。荷物を梱包したところ、意外と重くなってしまった場合、後から対処するのは大変です。また、いちいちガムテープの貼り方を考えていると、作業効率が落ちます。このため、引越し業者の作業員は、すべてのダンボールを十字貼りにしています。
「H貼り」は意味がない
たまにダンボールの角の隙間をふさぐ形、つまり「H貼り」でガムテープを貼る(いわゆる「目貼り」)お客様がいらっしゃいます。なんとなくお気持ちはわかりますが、実は、これはあまり意味がありません。ダンボールは、構造上、中央の部分には圧力がかかりますが、角の箇所の圧力には比較的強いため、H貼りは特に必要ありません。それどころか、十字貼りを忘れてH貼りにしてしまうと、中身が食器、本、CD・DVD・ビデオテープなどの場合は、底が抜ける可能性もあります。
また、H貼りは、意外に時間がかかります。このため、作業効率が極めて悪く、ダンボールに詰め込む作業が遅くなってしまいます。これでは、時間の無駄にもなります。さらに、ガムテープを無駄に消費してしまいます。このように、H貼りにはいいことがひとつもありません。ダンボールの底は、十字貼りだけで十分です。
底が抜けるような重さにはしない
どの大きさのダンボールにも、十字貼りにしても底が抜けそうなほどの荷物を詰め込むべきではありません。本・CD・DVDなどの場合は、底が抜けそうな重さになった場合は、上の部分には布製品を詰めるなどの対応をしてください。また、食器の場合も同じように、布巾やザル・ボウルなどを詰めるようにしてください。
なお、どうしても重たい荷物、例えばレンガ・コンクリートブロックや鉄アレイ、バーベルなどを梱包せざるを得ない場合は、引越し業者の作業員にまかせてください。引越し業者の作業員もプロですから、レンガ・コンクリートブロック、鉄アレイ、バーベルなどは、ダンボールをカッターで加工して梱包してくれます。
十字貼りを忘れてしまったら…
ダンボールの十字貼りを忘れてしまったら、必ず作業開始前に引越し業者のチームリーダーにその旨を伝えてください。経験豊富なチームリーダーは、ダンボールを持った瞬間に、なんとなく底が抜けそうな重さがわかります。ですから、事前にその旨を伝えられている場合は、その場で応急処置をしてくれます。
なお、お客様ご自身で対応される場合は、くれぐれもダンボールをひっくり返さないようにしてください。中身の荷物や梱包のしかたにもよりますが、基本的に、引越しの荷物の梱包がされているダンボールは、ひっくり返すと、中身の荷物が破損する可能性があります(しかもこのような破損は、当然補償の対象外です)。このため、なるべく他の十字貼りをしたダンボールに差し替える対応をしてください。
